安全正確な治療を行うために、常に消耗品の交換を注意しなければなりません。
① ハンドピースにガタ、振動、音、温度(発熱)等の異常を感じた場合は、カートリッジを新しいものに交換する。交換後は、ヘッド内部を注油洗浄する。
② ジョイント部から水、エアー漏れ、又は排気に水が混じる等の症状が出た場合、また、Oリングが損傷、摩耗した場合は、Oリングを新しいものに交換する。
③ 照明光がちらつく場合、又は照度が低下してきた場合は、カップリングのランプを新しいものに交換する。ファイバー端(出光部)の清掃、又は折損したグラスファイバーの交換を行う。
④ ハンドピースを停止しても水が漏れる場合は、逆止弁を新しいものに交換する。
消耗品の交換に関する注意
- カートリッジを交換する際、当社が指定する純正カートリッジを使用し、指定以外のものを使用しないこと。
- ヘッドキャップのネジは、最初からレンチで締め付けずに2~3回手で締めてから最後にレンチを使用すること。
- ヘッド内部にカートリッジを挿入する際、カートリッジに2本のOリングが正しく取り付けられていることを確認すること。
- Oリングをカップリング軸の溝に入れ込む際、Oリングを過度の力で伸ばさないこと。
- ランプ/LEDバルブを交換する際、新しいランプのガラス部分には指で直接触れないように手袋を着用すること。
- テーパーリングを取り外す際、内部基板を取り外さないこと。[故障のおそれ]
- テーパーリングは確実に締め込むこと。[締め付けが弱い場合、水、エアー漏れ、また、カップリングからハンドピースが取り外せなくなるなどのおそれ]